がん入院特約
日本人の死因のトップはがんだと言うことは、よく知られていますね。
でも、厚生省白書によると、
明治33年の死因・・・第1位=肺炎・気管支炎 第2位=結核、第3位=脳血管疾患でした。
昭和15年の死因・・・第1位=結核、第2位=肺炎・気管支炎、第3位=脳血管疾患。
ところが、戦後、高度成長時代になると
昭和35年の死因・・・第1位=脳血管疾患 第2位=悪性新生物(がん)、第3位=心疾患
と、このころ初めてがん(悪性新生物)が3大死因に入ってきています。
昭和50年の死因は・・・第1位=脳血管疾患、 第2位=悪成新生物、3位=心疾患
と第3位までは変わらないですが、5位に不慮の事故が初めて入っています。
死因の順位の推移を見ると時代の流れを感じますね。
さて、昭和56年には、ついに悪性新生物(がん)が1位になっています。2位心疾患、3位脳血管疾患と、日本人の3大死因はその後も変わっていません。
がんで死亡する人は増えていて、今では2位の心臓病と3位の脳卒中の死亡数の合計よりも多くなっているそうです。
医療が進んでも、がんは怖い病気だと言えます。そこで、がん保険やがん入院特約が注目されています。
がん入院特約は、死亡保険に入院特約と同じように、オプションでつけるものです。
対象ががんだけですが、治療費にお金のかかる病気ですので、入院特約に上乗せしてつけるといいでしょう。
がん入院特約は、がんになった時の多くの場面で役に立ちます。
「がん診断給付金」・・・がんと診断された時に一時金として出ます。200万円、400万円などまとまったお金が入ります。
また、がんは再発する可能性のある病気です。再発した時にも、「がん診断給付金」が出るものもあります。
「がん入院給付金」・・・がんで入院したら支払われます。普通の入院給付金とは別に支払われます。
「がん手術給付金」・・・がんの治療の手術の種類に応じて、入院給付金日額の10倍、20倍、40倍の金額が支払われます。
がんの根治手術は40倍、温熱療法は20倍、 根治放射線照射は10倍など、治療法によって倍率が異なります。
「退院後療養給付金」・・・がんの入院で退院する時に、入院給付金日額の何倍かが支払われます。
この内容は保険会社によって異なりますし、他の内容をつけているものもあります。
また、がん保険やがん入院には「待ち期間」というのが、あります。
がん入院特約やがん保険をつけて90日間は、がんと診断されても出ませんので、注意が必要です。